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三十路目前ニート女が人生変えた話

社会の底辺だった腐りかけの引きこもり女が、引き寄せをやったら何だかうまくいって、年収850万プレイヤーのダンナを捕まえて二児の母をやらせてもらっているという話。

ウォーキング再開(モテ期その1)

気、のようなもの

疲労で身体の中身はボロボロだったものの、日々清涼な空気と水に触れる毎日だったためか、山に来てからというもの私の肌はトラブルとは無縁になりました

顔を洗うのもお風呂に入るのも天然ミネラル水使用ですから、考えたら相当贅沢な環境です。

また時間的にも間食する余裕はなし、食堂のそれなりにバランス取れたメニューのみ摂取してあとは勤務時間中走りまくり動きまくり。

1ヶ月でスカートゆるゆる(足はパンパン)になりました。

 

サービス業務につくポジションは1番手、2番手、3番手と分かれており、表で作業するのが(ざっくり言うと)偉い順に1・2番手。私たちパートは3番手。裏方です。

オーダーを取り、自分の持ち場を見ながら下に指示出し、現場のコントロールをするのが1番手で黒服の社員さん。

表での細かいサービスを受け持つのが2番手で、ある程度所作がキチンとしてミスがない段階の人が受け持つポジション。終わった食器を下げたり、シルバーをセットしたり、ドリンクやお水を回ったり、テーブルをリセットしたり。

3番手は、通称「ランナー」。

厨房から出された料理をお客様のもとまで運び、他に表の作業に必要となるものを駆けずり回ってスタンバイするのが主な仕事です。

とにかく運動量が多い。

美容のためにはなかなか効果的な環境であったと言えるでしょう。

やつれましたが。

 

それだけでなく、日課だったウォーキングを再開するために周辺の散策を開始して、ものすごく感じたのが下界との空気の違いです。

なんかもう、きらめいている。

呼吸するのが快感で、それだけで満たされる感じなのです。

目に入る景色がどこもかしこも美しいので、そのイメージも多分にあるとは思いますが、身体が洗われるような感覚で、これがいわゆる「気」というやつか??と、初めて実感しました。


↓こんなイメージ

 f:id:hisa930259:20161020085355j:plain

 この空気が私にとって、ずっとパワーの源でした。山を降りてからも、ここの空気を思い出すだけで元気をもらえたり、気合いが入ったり、助けてもらっています。

この時点で無理してもウォーキングを再開したのは正解でした。

歩くだけで気持ちを上向きにリセット出来るので、このあと始める緩めるメソッドやヨガで、いいイメージがしやすく、すんなり入れたのです。

 

 単独行動

ウォーキングは、朝仕事が終わり夜スタンバイが始まる前の時間帯「中抜け時間」を使うことにしました。

朝スタンバイは早いので、中抜け時間に睡眠をとるのも大事なのですが、私の場合は寝るだけでは疲れがたまる一方だったので、せっせとウォーキングをしてリフレッシュし、ヨガやストレッチで身体を緩めました。その代わり夜は飲み会などはなるべく辞退して休む、というリズムに変えたのです。

もともとお酒に弱く、好きでもなかったので特に困ることもありませんでしたが、それを貫くと他のパートさんとの生活リズムが合わず、黙々とひとり行動という状態に。


しかし。パート組は何となく固まって寮に帰ってからもテレビを見ながら仲間同士で駄弁って、今日あった仕事の愚痴とか言い合って、夜更かししてというパターンが出来つつあり…。

それはそれで連帯感もあり楽しいかもしれないけど、抜け出せない泥沼のように感じてしまって私には無理でした。

一人で歩く時の爽快感が何よりのストレス解消で、ご褒美だったため、女子の輪から省かれる不安もあったけれど、自分は自分と割りきることにしたのでした。

結果として、とてもいい選択だったと思います。


吹っ切れた私は、Kさんに案内してもらって地理にも明るくなったのをきっかけに、中抜け時間の散歩を毎日の習慣にしました。

他のホテルも建っているので、気分転換に他所の喫茶室に入って優雅にお茶を楽しんだりもするようになった、ある日のことです。


 「あのー、いつもウチの喫茶室でお茶してますよね、どこかのホテルの方ですか?」とアップルタルトを運びに来た青年から話しかけられました。

「はい…?(商売敵が来るなと怒られるのだろうか…)」

「あのーこれ僕の携帯番号です、いつも素敵だなと思って見てて…よければ連絡ください。今度散歩しませんか」

???!!…っはぁ!?

目、大丈夫???

30女に20くらいの青年が何をいってるのだ!


「えー、えーと(いま断ったら気まずさでタルトが食えなくなる…)」

曖昧に笑顔でごまかして、タルトを完食し、帰り際にごめんなさいしました。

モテない村の住民なので、こういう事態は想定外過ぎて処理しきれない。


やたらキラキラした目で見られて、

幻想水滸伝Ⅱが大好きゲンゲン隊長萌えの自分を見せたらガッカリさせちゃいそうで、申し訳なかったというのも断った理由ではあります。

ひたすら美化されるのはキツイ。


素敵、と人に思われることがあるなんて、やっぱ痩せて美肌になったというのは女にとって大きい変化なんだな、と実感しました。